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執筆者の写真利尻しまじゅうエコミュージアム

鰊の群来到来!

コロナ禍で暗いニュースが多い中、

利尻島では嬉しいニュースがありましたっ!


昨年、約65年ぶりの鰊の群来に沸いた利尻島。

なんと今年も見ることができました!


そもそも「ニシンの群来」とは何なのか??

聞きなじみがない方も多くいるかと思いますが、

それについては、次の記事で説明します!

さて、今年の群来は、

4月11日の鬼脇地区・南浜海岸で最初に見られました。

かなり広範囲で群来ていることが写真でもわかるかと思います。

これで終わってしまうのかと思いきや・・・

まだまだつづきます。


4月29日から5月8日にかけて昨年と同じ鴛泊地区の大磯・本泊・富士岬海岸の周辺で5度の群来。5月10日には鴛泊地区の湾内という地域でも群来が確認されました。


利尻島では昭和30年以降ニシンの群来を見ることがありませんでしたが、

平成30年11月1日に「利尻島の漁業遺産群と生活文化」が北海道遺産に選定されてから、

2年連続の群来。

80歳代の現役漁師の方が、ニシンで繁栄した時代を懐かしむように、真っ白になった海面を見つめる姿がとても印象に残りました。


上の写真は、左から「ふ化直前の卵」「産卵状況」「漁獲されたニシン」です。


一年でこの季節だけしか見ることのできない「群来」。

来年以降もこの波に乗って利尻島に来てくれることを願います。


この時期に利尻島へ来ることがあったら、ぜひ!海を眺めながら観光してみてください。

運が良ければ「ニシンの群来」をみることができるかもしれません♪


2020/05/06

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