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利尻しまじゅうエコミュージアム
~利尻島の漁業遺産群と生活文化~
利尻島の漁業遺産群と生活文化
海の道がつくりあげたヒトとモノの交流史
日本最北の島、「利尻島」には、近世以降の漁業と移住の歴史を物語る漁業遺産群がある。
近世には松前藩、近江商人による交易場所がおかれ、アイヌがそれを支えた。
島には、豊漁や航海安全を祈る神社や奉納物が残る。
幕末以降は出稼漁民が松前や青森、秋田から渡り漁場を拓いた。その記憶は袋澗や番屋に、
生活文化の名残は石碑や獅子舞などに込められた。
島の産物は、鰊、昆布、海鼠、鮑などであった。
とくに鰊は、〆粕、身欠き鰊として本州に北前船で運ばれた。
利尻島を行き来する海の道は「ヒトは北へ、モノは南へ」という交流史をつくりあげた。
RISHIRI ISLAND
北海道
利尻島
人口:約4,500人
面積:182.11km²
利尻島は、人口約4500人。周囲約53kmの、日本の有人島421島の中でも17番目に大きな島です。
主に「水産業」「観光事業」の2つを基幹産業とし、「水産業」ではあの有名な「利尻昆布」のほか、近年では、鮭の孵化放流やウニあわび種苗の放流、利尻昆布の養殖・ホタテの養殖と、育てる漁業にも力を入れています。
「観光事業」では、年々観光客も増加傾向にあり、近年では外国人観光客も多くみられるようになりました。また、夏のシーズンだけでなく、冬にはバックカントリーも盛んにおこなわれているため、季節問わず多くの観光客の方が訪れています。
2018年(平成30年)には天皇皇后両陛下もご来島され、今後、利尻島のさらなる発展が期待できます。
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